頻尿、尿もれ、尿失禁でお悩みなら|過活動膀胱の症状、治療

過活動膀胱は新しく定義された病名です

過活動膀胱(かかつどうぼうこう)とは、2001年の国際禁制学会(ICS)で定義された病名です。
英名overactive bladderで、OABと略されます。

 

過活動膀胱とは、「切迫した尿意があって、多くの場合、頻尿や夜間頻尿や切迫性尿失禁を伴う状態」を言います。
例えば次のような症例があります。

  • 急に尿意を覚えトイレへ急いでも間に合わまい
  • 水に触れると急にトイレに行きたくなる
  • 行ったばかりでまたすぐトイレに行きたくなる

特に女性の場合は、過活動膀胱のため、我慢できず漏らしてしまうという、「切迫性尿失禁」を起こすことが多いといいます。

 

過活動膀胱の原因は、脳血管障害などの基礎疾患の場合もありますが、原因がはっきりしない場合も少なくありません。
ただ、過活動膀胱には、しっかりした治療法があります。病名がついただけではありません。
過活動膀胱は治療で治すことができるのです。

 

加齢とともに増加することが知られています。アメリカでは3000万人、日本では1000万人の人が過活動膀胱であると予想されています。
中心となる治療法は、抗コリン薬の服用ですが、膀胱訓練で良くなるケースもあります。

楽しい生活をおくりたくありませんか?

頻尿が生活に困っていないのならいいのですが、

  • 頻尿などのために、外出できない。
  • 仕事に支障が出る。
  • まったのきかない尿意で切迫性尿失禁まで起きてしまう。

というのならば、専門医の受診の必要性が出てくるでしょう。

恥ずかしがらないでください

排泄は生き物すべての生理現象です。
恥ずかしがったりする必要はないのですが、どうしても気楽に話題に出せません。

 

そして、ひそかに悩んでいる人が大勢いるのがおしっこのことです。
あなたも思いあたることがありませんか?

 

過活動膀胱は2001年に病気として認められた新しい病気です。
認められただけでなく、ちゃんと治療法があります。
あなたの不安を解決できるかもしれません。

 

尿トラブルを抱える人は本当に多いです。一人でくよくよ悩むことはありません。
骨盤底筋体操、尿パッドなどによるケア、薬、手術など、いろいろな手立てがあります。
困ったらお近くの泌尿器科へ!

 

このサイトが解決の一助となれば幸いです。